[歯ぎしり]や[食いしばり]はお口や歯、顎に様々な害をもたらします。
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①「歯の摩耗」
歯同士が強くこすり合うことで、歯の表面が摩耗し、歯が鋭くなったり形が変わったりすることがあります。
②「歯の割れや亀裂」
過度な圧力により、歯が割れたり亀裂が入ったりします。
③「歯根の損傷」
慢性的に続くと歯根部分にもダメージを受けます。
④「顎関節の問題」
顎関節へ過度の圧力が掛かり、顎関節症のリスクを高めます。
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歯ぎしりやくいしばりの習慣を改善する方法はいくつかあります。
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まずはストレスを軽減する方法を探してみることが大切です。
リラックスする習慣やストレス発散の方法を生活に取り入れることで、
食いしばりの癖を減少させることができるかもしれません。
歯科医師のアドバイスに従い、必要に応じてマウスガードの着用などを行うことも重要です。
正しい舌の位置も大切です。正しい安静時の舌の位置は、上あごの上部に軽く触れるようにすることが推奨されています。
この位置を保つことで、歯ぎしりや食い縛りのリスクが減少する可能性があります。
ご自身の歯ぎしり・くいしばりに気が付いていない方も多くいます。
歯科検診で歯の状態をチェックしてみては如何でしょうか?
統合医療研究所DC
院長 藤 兼次