「エナメル質形成不全」という言葉を聞いたことがありますか?
特に、小さいお子様がいらっしゃる方は是非ご一読ください。
私たちの歯の表面は「エナメル質」と呼ばれるとても硬い層で守られています。このエナメル質のおかげで、歯の内側にある「象牙質」という部分が外からの刺激から守られ、痛みを感じにくくなっています。そのため、毎日安心して食事を楽しむことができるのです。
ところが、エナメル質がうまく作られずに歯が生えてくることがあります。この状態を「エナメル質形成不全」といいます。このような歯は、次のような特徴を持つことがあります。
【エナメル質形成不全の特長】
・最近生えてきた歯が茶色や黄色っぽい色をしている。
・歯の表面がザラザラしていたり、ポロポロと砕けやすかったりする。
・歯がしみやすい(重度の場合)。
エナメル質形成不全の原因については、さまざまな説がありますが、まだはっきりとは分かっていません。
多くの場合は見た目や形の問題にとどまりますが、エナメル質が十分でない歯は、外側のバリアが弱いため虫歯になりやすいです。そのため予防処置がとても重要です。
福岡歯科には小児歯科の専門知識を持ち、日々エナメル質形成不全の治療に取り組んでいる歯科医師が勤務しています。
「もしかして、この歯がそうかも…?」と気になることがあれば、どうぞお気軽にスタッフにご相談ください。
お子さんの歯をしっかり守るお手伝いをさせていただきます!